ケントくん
このメモでは、「建築申請memoと建築法規pro」のどちらを買うか悩んでいる人むけに両者の違いをまとめているよ。
はじめ購入するときはどちらにするか悩むよね。
結論として、確認申請の補助的な書籍として見たときに両者に大きな違いはないよ。どっちもイラストや図表が豊富だよ。
建築申請memo | 建築法規pro | |
---|---|---|
出版社 | 新日本法規 | 第一法規 |
価格(税込) | 5,390円 | 4,620円 |
内容 | 570ページ A 予備知識等 (申請準備、基礎知識) B 建築確認申請と関連する他法令による制約 (民法、宅地建物関連など) C 建築確認申請に対する建築基準法による制約 D 申請準備・消防法その他その対策 E 付録 | 518ページ はじめに(改正法、民法等) 1章 総則 2章 集団規定 3章 防火・耐火規定 4章 避難規定 5章 一般規定 6章 設備関連規定(避難設備・建築設備) 7章 構造規定 8章 関連法令等 9章 住宅エネルギー関連 10章 手続関連規定(建築基準法・建築士法・建設業法) 11章 既存建築物関連 |
特徴 | 確認申請を行う人の立場から必要な情報が順番に掲載 法令順にまとめられている印象 | 確認申請に関係する法規を全体的に包含した情報が掲載 情報掲載順の特徴として防火・避難が前段の方に掲載 |
こんな人におすすめ | はじめて建築法規に触れる人 | 建築法規に慣れている人 |
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結論として、建築法規の補助的な書籍としてみると両者に大きな違いはないよ。
少し異なる点は価格と建築関連法規の掲載順序。また、確認申請memoの方が若干掲載量が多い(570ページ)ことがあげられるよ。とはいえ、繰り返しになるけど、建築確認申請を行う上ではどちらも不足はないというのがケントくんの考えだよ。
参考情報として、役所の人は緑本という建築基準法質疑応答集(第一法規)を常備している関係で第一法規さんの「建築法規pro」を使っているかなと思う。
ケントくんは両方持っているけど、適度な紙厚で破れにくいのと、質感が好きだから主に建築法規proを使わせてもらっているよ。
どちらの書籍も毎年1月ごろに発行されるよ。
必ずしも2冊購入する必要はないし建築基準法関連は毎年のように改正されているから隔年おきに購入するのも良いと思う。
はじめて購入する人は掲載量が多い建築申請memoを購入して、次の年に建築法規proを購入してみて。そして、使いやすい方(自身の実務上、頻繁に使う項目の掲載が見やすいなど)を選択して、以後は法令の大きな改正があるときに購入でOKだよ。
2025年版は2025年4月改正(建築基準法、建築物省エネ法)が網羅されているから購入は必須!!その後は大きな改正は予定されていないから、しばらくは購入しなくても大丈夫!
建築法規の基礎知識に不安がある人はこちらの書籍も参考になるよ。この書籍はプロ向けの建築法規ハンドブックで、申請memoや法規proには掲載されていないテクニカルな部分も掲載されているよ。住宅や小規模な建物の設計であれば頻繁に使うというまでではないけど、ネット検索する前に分かることもあるから便利。
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