BELSの役割とは?

ケントくん

『ケントくんの都市・学習メモ』へようこそ!!!
このメモでは「BELS」の役割について簡潔にまとめてるよ。

BELS(ベルス)の正式名称は、「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」だよ。BELSは、住宅・非住宅(事務所や店舗、工場など)の省エネ性能を消費者・利用者に分かりやすく表示するための建物評価制度の一つだよ。

ケントくん

BELSの意味は…
Building:建物
Housing:住宅
Energy-efficiency:省エネ
Labeling System:ラベリング制度

法的な根拠は、建物の省エネ性能の基準を定めている建築物省エネ法の法第33条の2となっていて、この条文では、住宅や非住宅の建物”販売・賃借”を行う販売事業者・賃貸事業者の方々に対して建物の省エネ性能を分かりやすく表示する「努力義務」を課しているんだ。

ケントくん

省エネ性能表示制度は、建物の省エネ性能を分かりやすく表示しているのが特徴だよ。省エネ性能の評価方法は、自己評価とBELSの2つの方法があるよ。

省エネ性能を第三者機関が評価するBELSを利用することで消費者の信用を得やすいというメリットがあるけど、法のルール上は、自己評価でもOKだから、建築士に依頼して評価してもらう方法でも問題ないよ。

「省エネ性能表示制度」では、国が定める省エネ基準に対してどの程度消費エネルギーを削減できているかを見る指標(BEI)を、星の数で示しているよ。これに加えて断熱性能についても分かりやすく示しているのが特徴だよ。

この「省エネ性能表示制度」のルール、2024年4月1日から”努力義務化”されていて、省エネ性能を評価してラベルしていないと、国から勧告・公表・命令などの措置があるよ。

ただし、経過措置として、施行後当面は社会的な影響が大きい場合を対象にするという方針が示されているから、例えば、建売の一戸建て住宅を販売する場合では、表示を忘れていても今すぐに行政指導を受けることはない予定だよ。

とは言っても、会社の信用に関わる可能性があるから出来る限り実施した方がいいかなと思う。*ケントくんも勉強中です。

ケントくん

BELSの役割としては、分かりやすく建築物の省エネ性能を表示することで消費者が省エネ性能を理解した上でより良い建物を選択できるようになることが目的だよ。

ケントくん

BELS評価を受けるには建築物省エネ法に基づく計算であったり図面の作成が必要になるから建築士等に依頼するのがおすすめ。ちなみに、省エネ計算やBELS評価の申請は建築士以外の者が行うことに対する制限はないよ。

ケントくん

販売・賃貸時の省エネ性能表示制度については国土交通省のサイトがとても分かりやすいよ。国土交通省専用サイトのURL:https://www.mlit.go.jp/shoene-label/index.html

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